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2014年 01月 13日
人に何かを教えたり、仕事をチェックしたりする場面がたまにあるのだけど、いまこの年になって初めて、「人を雇うなら体育会系がいい。素直にやれといわれたことはやるから」の意味を実感している。
わたしは体育会系ではないので、上みたいな物言いが本当に嫌いだった。 「間違ったことでも納得いかなくても、馬鹿みたいにはいはい言う部下がいいの?そんなにイエスマンがほしいの?」と思っていた。 相手が上司だろうが先輩だろうが言いたいことはちゃんと言うべきでは? まあ中堅どころであればそれもそうだけど、入社したて、社会人になりたてであれば、実際に体育会系であろうがなかろうが、言われたこと、注意されたこと、指摘されたことには全部「はい、わかりました」で乗り切るのがいい。 (相手が間違っていたり矛盾していることは別) それが結局一番賢く、得なのだ。指摘する側の得ではなく、教わるほうの得として。 たとえば二人新人がいて、同じことを教えている。 何か間違い(まではいかなくても、「こうしたほうがいい」点)を指摘したときに、Aさんが「あ、はい、わかりました」と答える。 Bさんは「そうも思ったんですけどね。迷ったんですよ。だってこの書き方だと…(あれこれ)」 一度すでに教えたことなのに、同じ間違いをすることがある。 Aさんは「あ、そうでした!すみません」と言う。 Bさんは「そうなんですよねー。そうかなと思ったけど、前とは状況が少し違うし…(あれこれ)」 そのうち、Bさんにはもう指摘するのが嫌になってくる。 教える立場としてはそんなこと許されないのだけど、「あれも指摘してあげたほうがいいかな…でもいいか」となってくる。 またあれこれいろいろ言い訳じみたことを言われるんだろうなーと思うと、別にこのくらい言わなくてもいいか、と思ってしまう。 そして徐々に、二人に与えられる情報量に開きが出てくる。 Bさんは「自分ができてきたからもう注意されなくなった」と思うかもしれないが、「これも知っておくと便利なんだけど…知ってるって言われそうだしいいか」と思われて、いろんなことを教わる機会を失っているのかもしれない。 長い目で見てみると、かなりの損をしていることになる。 実はBさんの「言い訳がましさ」はすごくわかるのだ。 「そんなことも知らないのか、一度教えたのに覚えてないのか」と思われたくない。 「単に答えを1としたのではなく、いろいろな可能性を加味してそれで1という答えにたどりついたんだ」ということを理解してほしい。 「私はそんなにバカじゃないんです」ということをわかってほしい。 そういう気持ちが「わかってはいたんだけど、これこれこうで…」という答えになり、相手をうんざりさせる。 「こんなことも知らないのか、こいつにはもっといろいろ教えてやらないと」って思われるほうが、新人時代はいい。 とっくに知ったことを教わるのもうっとおしいが、役立つ情報がなかに一つでも入っていれば得をする。 その人が「一度言ったことはちゃんと理解できる人間かどうか」なんてことはわりとすぐわかる。 一時的に「バカだと思われる」(思わないけどね)リスクと、本来なら教えてもらえる・指摘してもらえることをしてもらえないリスクを比べたら、名より実をとったほうがいい。 わたしにもそういうところがあったからわかる。 もっと素直にいろいろ教わっておけばよかったと思う。 …あれ? ふと思ったが、もしかして、私今でもこれやってない? いや、確実にやってる。 やってるやってる。 資料の間違いを指摘されたとき、 「あ、そうですよねー。このルール先月変わったばかりだからどっちにしようか迷って」とか言ってる! 「そんなことも気づかないバカじゃない」ってアピールしたくて言ってる! あー…(恥)
by guri_0922
| 2014-01-13 10:47
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